こんにちは♪ (ででママ) です。
他業種の友人と保育士についての話をすると、高確率で聞かれます。笑
年齢によって、気を付けないといけないことは様々です。
筆者は保育士歴10年ですが、一応全学年担当したことがあります!
自身の経験を元に年齢ごとの大変さ(=やりがい)について語っちゃいます!!
※今回は大変だったことにスポットを当てて書いていますが、それ以上に楽しい事はたくさんありますよ^^
0歳児

声が枯れる
元気な泣き声に負けないくらい永遠と歌っています(笑)
そして、のどを枯らして声が出なくなると辛いです(´;ω;`)
個々の発達状況の把握
・離乳食の形態、ミルク量、睡眠量等々・・・お子さんによって全く違います。そして、日々変わりゆく状況に追いついていくのに必死です(;´∀`)笑
その都度記録や引継ぎを念入りにしていました。
SIDS(乳幼児突然死症候群)
これはかなり神経を使いました。命に関わる事ですからね。
5分おきの睡眠チェックは勿論かかさず。静かに寝ている時は、逆に心配になることがありました(;´∀`)
事故防止
興味の範囲が広がり、動きも活発になるころ。誤飲や転倒などの予防に努めました。
1歳児

噛みつき、ひっかき
自我が出ているけど言葉で思いを伝えるのが困難な1歳児。かみつきやひっかきなどによって怪我に繋がらないような環境設定にすることをかなり意識をしていました。(遊具の準備、遊ぶスペースの確保、保育者の配置・・・等々)
イヤイヤ期
これは、私にとっては「大変」というより「やりがい」でした!
毎日子どもと心理戦・・・笑
この子が求めてることは何だろう、どうしてほしいんだろう、切り替えスイッチはどこにあるかな・・・?等、日々お子さんたちに向き合っていました!笑
後輩の新人保育士さんは、かなり苦戦していました^^;
個人差
発達、成長、興味などが、月齢やお子さんのタイプによって、個人差がかなり大きいです。
成長、発達ごとにグループ分けをして、それぞれが満足して過ごせるよう、工夫が必要です。これもやりがい!
事故防止
体力がつき、より動きが活発になります。
常に保育士の手が届くところでお子さんを見守り、事故防止に努める必要があります。
2歳児

まだまだ続くイヤイヤ期
自分でやりたいけど、できない、あれもヤダ、これもヤダ・・・
これも私にとってはやりがいになっていました。お子さんと心理戦を沢山していました!笑
しかし、新人の頃は苦戦したのを覚えています(^◇^;)
トイレトレーニング
2歳児になると、ぼちぼちトイレトレーニングが始まります。
集団生活の中で、お子さんの排尿感覚や、トイレに誘うタイミング、昼寝はオムツか?など、細かい所を一人ひとりのリズムに合わせ、担任間で連携して行うことが、大変でした。
お子さん個人への対応より、担任間の連携が大変でした。
3歳児

なんで?なんで?の質問攻め
これ、かわいいですよね~笑
好奇心が強くなってくるこの時。「なんで?」の質問攻めが始まります。
私は新人の頃に3歳児産を担当しましたが、返答に困ったことが何度もありました。笑
友だち関係
友だちに興味を持ち、関係も深まり始めるころです。その分トラブルも。
まだまだ相手の立場になって考える事が難しい年齢なので、トラブルは多くなります。
友だちとの関わり方を丁寧に教える必要があります。
4歳児

個人差が大きい中での集団生活
だんだんお兄さん、お姉さんになってきた4歳児。しかし、個人差がかなり大きいんです。まだまだ3歳児に近い子から5歳児並みに成長している子まで。一人ひとりが満足できるよう集団活動をしたり、デイリーを立てることに苦労しました。
また、約30人のお子さんを一人で任されることも多いです。個人差があるクラスをどのようにしてまとめるかを考え、工夫をする必要があります。
言葉をかけるべきところ・見守るべきところの区別
生活面では、細かく言葉かけをしていた乳児さんたちとは違い、自分で考える力をつけるために、見守ることも必要になってくる4歳児。
声かけすぎても良くないし、かといってずっと見守っていても何も進展なく、平行線・・・
状況にあった対応を都度考えていく必要があります。
5歳児

就学に向けて
・就学が大きく関わってきます。学校とも連携をとりながら、就学を見据えて保育をしていく必要があります。
入学までに身につけてほし事(生活面、学習面)などを、学校と連携を取りながら保育をしていました。
友だちとのトラブルの仲裁
極力仲裁をせずに、自分たちで考えて解決する力を身につけるためのアプローチを、常に考えていました。
行事の準備
出来ることがかなり多くなった5歳児。発表会や運動会の難易度があがるため、作り物などの演出準備にかなりの時間が必要です。他の学年の先生に仕事をお願いしたりと、分担していく必要もあります。
ピアノ
月の歌は勿論、発表会の曲の難易度もかなりあがります。
私自身、ピアノは習っていたわけではないので、休みの日は1日ピアノを弾いていたことも・・・
(おかげで結構ピアノが好きになりました~)
まとめ
個人的には、5歳児担当が一番大変でした。(進学準備や行事の準備等が多いという面では)
保育士は、お子さんの大切な命を預かっているので、決して簡単なお仕事ではありません。
年齢によって「大変さ」の種類は違うけど、そこを乗り越えて、子どもの成長した姿を見るたびに、やりがいに変わる素敵なお仕事ですよ♪